エフェクチュエーションの発表で、カナダに行ってきました。
みなさま、こんにちわ!お手紙係りの谷口です。
先日、カナダのトロントに行ってきました。
学会報告です!!
「スナックレモネード」にジョインしてくださっている、岡山理科大准教授本下先生との共同発表です。本下先生が、オートエスノグラフィーという手法を使ってなんと「私」を分析してくださったのです!
こちらが表紙
こんなことありますか?国際学会で(笑)
エフェ以降、毎日が「こんなことってあるの?」と思うようなことの連続ですが、起きちゃっているから「ある」んですよね。
私は、2021年に「エフェクチュエーション」に出会いました。それまでは、まあ、今もですけれど、自分に特別な取り柄がないと思い込み、自信を失っていました。当時はビジネススクールの2年生で、周りの華やかな人々と比べ、「私はなんてちっぽけなんだろ」「普通なんだろ」と感じていました。家族に恵まれていて、仕事に恵まれていて、勉強できる余裕もあって、送り出してくれる環境もあって、とっても幸せだったにもかかわらず、「何も持っていない」と悩んでました。けれど私は「エフェクチュエーション」の思考様式に出会って、自分のことを「何も持っていない」とか「ちっぽけだ」という風に決めているのは、自分自身だ!ということに気がつきました。「エフェクチュエーション」の「手中の鳥の原則」に則って、自分自身の棚卸しをしたことが良かったんだと思います。そこからはもう気づきの連続。いいことしか起きません。「私は○○さんに比べると、何も持っていないけれど、とはいえ、これがある!」という視点に切り替わることができ、そこから行動することができるようになりました。当たり前だけれどて動くってものすっごい効果があります。動くと動かないでは全く違う人生になりました。それで、「エフェクチュエーション」は、アントレプレナーたちが実践する思考様式ですけれど、日常生活にも応用してみようと思いつき、実践してみることにしたのですが、この学会報告は、その実践の結果になります。
自分が得意とすることを見つけることから始めました。
少しずつ自己分析を進め、内に秘めた才能や情熱を見つけ出していく作業は、私の資質に合っていて楽しいものでした。自分を見つけ、それをもとに動く、というプロセスを小刻みにやっていくうちに、私は自信を取り戻し、ネガティブな思考から解放されていったと思います。そうすると、「できること」がさらに増えて、「出会う人」のバリエーションが増えてきて、驚くべきことがを次々と!!この私の変化に気がついてくださったのが本下先生で、私の姿勢や自己成長に共感を抱いてくださったのだと思います。昨年末に突如として「学会報告しましょう」と言われました。
言われたことは全部、真に受ける
本下先生からのお誘いは、お酒の席(レモネード忘年会)のことでしたので、普通は一笑するんだと思います。実際、その時、他の人も誘われていましたが、他の人は怪訝な顔をして終わりでした。私もそうしても良かったけれど、「こんなお誘いはきっと二度とないな」と思ったので、厚かましくお引受けしました。多分本下先生が一番ビックリしたのではないかしら。そもそも行こうと思っても行けるわけでもないのは学会です。採択されてから考えてもいいなと思いました。
行動の決断は「許容可能な損失の原則」で
誘っていただきながら私は時間とお金の計算をしていました。「これは韓国に1泊2日で行くようなものでもないので、少しかかるな」とは思いました。けれど、「経験価値」に比べるといきたいなと思いました。行動しなかった場合に失うもの、行動して失敗したときに失うものを考えました。失敗して失うものは、お金と時間、それから【恥をかく】ということくらいです。そんなものは、行動しなかった場合に失うものに比べると小さなものでした。
そもそもおもしろそう
これ、学者さんに言ったら怒られそうですけど、そもそも、面白そうだと思いました。だって、だって、「ゆるキャリママのワタシが、エフェで自己成長し、国際学会で発表する」なんて…ギャップ有りすぎて笑えます。「めちゃ、おもしろいやん」と自分で思いましたし、私は面白い話が大好きだし、みんなが面白いと思ってくれたらいいなと思いました。結果、この経験は、私に新たな出会いと可能性をもたらせてくれています。本下先生、誘ってくれてありがとうございます。